11月18日、ウクライナ全土で計画停電導入へ
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、11月18日、ウクライナ全土で6時から22時にかけて、計画停電が導入されると発表した。
ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた。
発表には、「11月18日、消費制限措置を導入せざるを得なくなる。6時から22時にかけて、2列の停電が同時に適用される」と書かれている(編集注:1列の計画停電とは4時間の停電のこと。つまり、「2列の停電」とは、指定の時間の間に最大8時間の停電があり得ることを意味する)。
同社は、計画停電の導入の理由として、17日のロシア軍による大規模攻撃の際にエネルギー施設が破損したことを挙げた。
また、破損した設備を再び使えるようにするために、現在電力事業者は被害の除去に取り組んでいると書かれている。
各地の計画停電の時間帯については、送電システム事業者の公式サイトやソーシャルメディアのページに掲載されているとのこと。
国民に対しては、消費電力の多い機器を複数同時に使わないように要請されている。
これに先立ち、17日、ロシア軍がウクライナ全土のエネルギー施設に対してミサイルと無人機を組み合わせた大規模攻撃を行っていた。