クリチコ・キーウ市長「市民に暖房、水はある。消費者の30%が停電」

31日、ロシア軍の大規模ミサイル攻撃を受けたキーウ市の状況につき、クリチコ・キーウ市長は、市内の暖房や水といった生活基盤システムは通常通り稼働しており、電力がないのは30%の消費者だと報告した。

クリチコ市長がテレグラム・チャンネルで伝えた

クリチコ氏は、「首都の生活基盤システムは、通常通り稼働している。キーウ市民に水と暖房はある。電力がないのは今のところ30%の消費者だ。これは、緊急停電によるものだ」と伝えた。

また、電力会社「DTEK」は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ市とキーウ州では、ロシアのミサイル攻撃により導入された緊急停電を解除すると発表した

同社は、「キーウ市とキーウ州について。緊急停電は解除される。電力事業者は、新年、敵の攻撃がない場合に、首都とキーウ州に電気が生じるようにあらゆることを行う」と伝えた。

これに先立ち、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は31日、再び同国への大規模ミサイル攻撃を実施していた。キーウ市では死者が1名、負傷者が22名確認されている