JICA、ウクライナ事務所を再開

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日本の国際協力機構(JICA)は1日、ウクライナ事務所を再開した。

JICAウクライナ事務所がソーシャルメディア「X」アカウントで発表した

発表には、「11月1日、JICAはウクライナ・キーウの事務所を再開した。JICAは、ウクライナのための迅速かつ着実に自らの活動を強化するつもりである」と書かれている。

また、10月31日付のJICAのプレスリリースには、JICAが2017年11月にキーウに事務所を開設し、邦人職員が対ウクライナODA事業の形成・実施に従事してきたところ、情勢悪化を踏まえ2022年1月に日本や隣国モルドバに退避し、それ以降、遠隔でウクライナへの支援業務を行っていたと喚起されている。その上で、今回、JICAは、実施中の多岐の分野に亘る支援を迅速かつ着実に実現していくべく、11月1日からキーウの事務所を再開することとしたという。今後年明け以降、事務所の体制を強化していく予定だという。

これに先立ち、ウクライナのシュミハリ首相が7月18日、キーウを訪問している国際協力機構(JICA)の田中理事長と会談した際に、JICAはキーウで事務所を再開する意向があると述べていた

また、7月17日、田中明彦JICA理事長のウクライナ訪問時、JICAはウクライナの国家公務員庁との間で公務員人材育成の教育覚書を締結している