ウクライナ国民が自分で必要とする穀物は今年の収穫の4分の1=シュミハリ宇首相

ウクライナのシュミハリ首相は25日、今年の収穫は7900万トン以上と予測されており、ウクライナが自ら必要のためにはその内の25%で足り、残りは世界の飢餓克服のために用いられると発言した。

シュミハリ首相が第2回国際サミット「ウクライナからの穀物」の際に発言した。シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルで報告した

シュミハリ氏は、「今年のウクライナの収穫予想は、7900万トン以上である。国内需要のためには、25%で足りる。残りは、飢餓の脅威があるところへ向けられている」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの農産物輸出は世界の食糧市場における安定要因であり続けていくと強調した。

さらに同氏は、ゼレンシキー大統領の人道イニシアティブ「ウクライナからの穀物」の一環で、エチオピア、ソマリア、ケニアへと17万トンの食料が送られたと伝え、さらに2万5000トンの食料がナイジェリアへのユソウに向けた準備されていると補足した。

なお、25日、キーウにて、第2回国際「ウクライナからの穀物」サミットが開催されていた。