5月24日、ウクライナ全土で計画停電実施

ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、5月24日はウクライナ全土で産業向けと個人消費者向けに計画停電を導入すると発表した。

ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた

発表には、「時間毎の計画停電は、ウクライナ全土において産業向けと生活消費者向けで0時00分から24時00分まで行われる。住民の生活を支える機能を担う重要インフラ施設の電源は制限されない」と書かれている。

同社はまた、計画停電導入の理由は、ウクライナの大半の地域での雨天と曇天により、太陽光発電所による最大限の発電が阻害されているからだとし、これにより電力システムが日中も電力不足になると説明した。

その他、停電は消費量の定められた限界を超えた際に導入される可能性があるとし、それはウクルエネルホ社の管理センターが毎晩各州のオブルエネルホ社に通達すると書かれている。

そして、「あなたの地域ではいつ停電が導入されるかという情報は、消費者キャビネット、オブルエネルホ社公式ウェブサイト、ソーシャルネットワーク上の各社ページにて確認可能だ」と説明されている。

さらに同社は、電力供給制限導入の主要な原因は、3月22日から5月8日にかけて、ロシア軍が5回にわたってウクライナの大型火力・水力発電所を意図的にミサイルで攻撃したことにあると喚起している。