マルチェンコ宇財務相、松田日本大使と会談 日本の支援継続に期待

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ウクライナのマルチェンコ財務相は23日、ウクライナは日本政府が予算支援を維持してくれることとウクライナ復興におけるパートナーシップを拡大してくれることを期待していると発言した。

マルチェンコ財務相が松田邦紀駐ウクライナ日本大使と原昌平国際協力機構(JICA)理事との会談時に発言した。財務省広報室が伝えた

発表によれば、双方は会談時、現在のウクライナ経済状況、復興の優先的方向性、共同プロジェクトの実現について協議した。

マルチェンコ氏は、「ウクライナは自らの財政能力を体系的に強化しており、予算の国内歳入を増やしている。同時に、全ての優先的支出が適時かつ完全に調達されるには、引き続き国際支援が不可欠だ。私は、その点における日本政府のリーダーシップに感謝している。2022年2月以降、日本からの予算支援は総じて63億ドルに達しており、その内約10億ドルは無償支援である」と発言した。

さらに同氏は、日本政府の予算支援の維持とウクライナ復興におけるパートナー湿布の拡大に期待していると述べた。その際同氏は、日本の復興プロジェクトの実現とマネージメントの経験は、ウクライナにとって極めて価値あるものだと指摘した。

その他、双方は、融資を通じたウクライナの民間セクターの支援における潜在的協力についても協議した。

写真:財務省