ウクライナ・エネルギー相、ロシアの大規模攻撃により「電力状況は困難」

ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は、26日の未明から朝にかけてのロシア軍の大規模攻撃は、再びエネルギー施設を狙ったものだと伝えた。

ハルシチェンコ・エネルギー相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ハルシチェンコ氏は、「敵は再びミサイルでウクライナ全土にテロを仕掛けている。狙われているのはエネルギー分野だ。敵は、ウクライナ人から光を奪う計画を断念していない」と伝えた。

さらに同氏は、電力会社「ウクルエネルホ」が緊急停電を導入したと報告した。また同氏は、攻撃の被害は現在確認中であるとしつつ、しかし状況は困難だと形容した。

なお、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、8月26日未明から朝にかけて、ミサイルと自爆型無人機にて同国各地に大規模攻撃を再び行なっている。キーウは3時8分から3時32分まで空襲警報が発令された後、5時57分から現在まで約5時間にわたって警報が続いている。

また、ルーツィク、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州で民間人に死者が出たことが報告されている。