露軍攻撃受け、ウクライナ各地で緊急停電導入

28日のロシア軍の無人機とミサイルを使ったウクライナのエネルギー施設への攻撃を受け、電力会社「ウクルエネルホ」が全国で緊急停電の導入を指示した。

電力会社「DTEK」が報告した

発表には、「キーウ市、キーウ州、オデーサ州、ドニプロペトロウシク州、ドネツィク州で、ウクルエネルホの指示を受けて緊急停電が導入されている」と書かれている。

また、電力供給企業「ヤスノ」のコヴァレンコ総裁は、フェイスブック・アカウントにて、現在の予想では、緊急停電は同日20時まで継続するだろうと伝えた

コヴァレンコ氏は、「ウクルエネルホからの予想によれば、緊急停電は夜20時まで続くだろうが、しかし、それは今のところ予想に過ぎない。このような状況では計画は機能しないことを喚起する」と書き込んだ。

さらに同氏は、大規模攻撃を受けたことで、エネルギーシステムの状況は困難だと指摘した。

これに先立ち、27日夜から28日朝にかけて、ロシア軍がウクライナ全土のエネルギー施設に対して自爆型無人機とミサイルを組み合わせた攻撃を行った。複数着弾が確認されており、各地で緊急停電が導入されている。