ウクルナフタ、シェルとガソリンスタンド買収で合意
ナフトガス・グループ傘下のウクルナフタ社と国際企業シェルは、アライアンス・ホールディング社の株式を51%を取得する契約を締結した。
ナフトガス・グループ広報室が発表した。
発表には、「今後数日以内に、競争プロセスの勝者と認定されたウクルナフタ社は、シェル社とともに、取引完了の前提条件である合併認可を独占禁止委員会に申請する。その後、同社は取引を完全に完了し、株主のすべての権利と義務を取得することができる」と書かれている。
ナフトガス・グループは、戦時の条件に適応しているだけでなく、より強くなっていると訴えた。
チェルニショウ取締役会長は、「我々は柔軟性を保ち、国家が利益を得られるような決定を下すことを恐れない。ウクルナフタは、118のガソリンスタンドとその他の資産を含むガソリンスタンド網の過半数所有者となる。それは最終的にナフトガス・グループに追加的な財政収入をもたらし、国家予算への貢献の増加に寄与する」と述べた。
また発表には、シェルはウクライナにおける売上高トップ10のネットワークに入っているという。同社の118のガソリンスタンドが稼働しており、2023年6か月間の燃料販売量では第9位、主に交通量の多い好立地にある給油所の数では第7位だという。
ウクルナフタのコレツィキー最高経営責任者は、「ウクルナフタの監査役会は、15年にわたり評判の高い国際的グループが主導してきたこの事業の買収により、ウクルナフタの発展戦略に沿ったガソリンスタンド網と市場シェアの拡大が可能になるとして、この決定を承認した」と述べた。
発表には、すべてのガソリンスタンドが1年以内にブランド名を変更すると強調した。既存のB2B契約の条件は完全に履行されるという。また、給油所と本社で働く1550人の従業員はそのまま雇用されることも強調された。
※これは、パートナー企業のニュースです。