ウクライナ外務省、ガザ及び周辺のウクライナ国民3名の死亡情報を確認中

ウクライナ外務省は、武装集団の襲撃時にイスラエル南部スデロットで負傷した未成年のウクライナ国民を救出したと報告した。

9日、ニコレンコ外務報道官がフェイスブック・アカウントにて伝えた

ニコレンコ氏は、「ウクライナ外交官は、スデロット市から武装集団の襲撃時に負傷したウクライナの少年を連れ出す救出作戦を成功させた。現在少年は、大使館の庇護の下、安全な場所にいる。彼には治療と心理ケアが施された」と書き込んだ。

また同氏は、イスラエル南部で行方不明とみなされていた5名のウクライナ国民を捜索の結果発見したと伝えた。

さらに同氏は、ガザ地区付近でさらに2名のウクライナ国民が死亡した可能性に関する情報が現れたとし、現在確認が行われていると発言した。

加えて同氏は、ガザ地区内でも1名のウクライナ男性が死亡した可能性についての情報が入ったとし、「公式の確認を待っているところだ」と書き込んだ。

同氏は、概して過去24時間でウクライナ外務省の作戦本部には200件以上の問い合わせがウクライナ国民からあったと伝えた。

そして同氏は、「航空便の大量のキャンセルを確認している。私たちの人々が同国から脱出するための支援のための解決策を模索している」と書き込んだ。

なお、これまでに、イスラエルでの現在の情勢において、ウクライナ国民2名の死亡が確認されている。

写真:AA