プーチン露大統領、「DPR・LPR」支配地域住民のロシア国籍取得手続きを簡略化する大統領令公表

ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ東部のドネツィク・ルハンシク両州被占領地域在住の住民を対象に、ロシア国籍を簡略手続きで取得することを可能とする大統領令に署名した。

24日、露大統領府ウェブサイトに、プーチン露大統領署名の大統領令が掲載された。

公表された「人道目的によるロシア連邦国籍への受け入れ申請を簡略手続きで行える権利を有する人物のカテゴリーの承認に関する」大統領令によれば、「ウクライナのドネツィク・ルハンシク両州一部地域に恒常的に居住する人物は、『ロシア連邦国籍法』第14条8項にのっとり、ロシア連邦への国籍受け入れ申請提出を簡略手続きで行う権利を有する」と書かれている。

発表には、同大統領令は公布日から発効すると書かれている。