ドイツ政府は過去5年でウクライナに14億ユーロ供与=報道
ドイツ政府は、ウクライナ東部紛争が始まってからこれまでに、約14億ユーロの財政支援をウクライナに供与している。
ドイツ政府のデータを参照し、ドイツ通信社(DPA)が報じた。DWがキャリーした。
報道によれば、とりわけ、2014年以降から発展分野の協力に5億4400マンユーロ供与。人道支援に1億1000万ユーロ、信用保証に5億ユーロ、ドンバス紛争監視を含む、情勢安定化方策に2500万ユーロが供与されているとのこと。経済協力開発機構(OECD)のデータによれば、ドイツは、対ウクライナ・ドナーとしては、支援額で欧州連合(EU)、米国についで3位となっていると報じられた。
また、EUと欧州金融機関の2014年以降の対ウクライナ支援は、150億ユーロ以上だと報じられている。
これに先立ち、25日、トランプ米大統領がEU諸国、とりわけドイツとフランスに対して、対ウクライナ支援の額を拡大するよう呼びかけていた。また、ホワイトハウスの公開したトランプ大統領とゼレンシキー大統領の電話会談(7月25日)の記録においても、トランプ大統領が、ドイツ政府はウクライナのために何もしていないのとして同国を批判していたことがわかっている。