ラトビアはウクライナの挑戦をよく理解している=ゼレンシキー大統領

ゼレンシキー大統領は、ウクライナとラトビアの両国は国際機関での連携を続けていくことで同意したと発言した。

16日、ゼレンシキー大統領がラトビアの首都リガを訪問した際、同国のレヴィッツ大統領との会談後共同記者会見時に発言した。ウクライナ大統領府が伝えた

ゼレンシキー大統領は、「今日、私たちは、国連、欧州評議会、欧州安保協力機構といった国際機関での両国の連携を継続すること、両国の議会間の連携を継続することで同意した」と発言した。

大統領はまた、ラトビアはウクライナの最も近しい隣国の一つであり、ウクライナの挑戦を全て良く理解していると強調した。

大統領は、ラトビア側にウクライナの領土一体性・主権への不変の支持、ロシアの侵略への対抗とクリミア返還問題における支援につき謝意を伝えた。

また、大統領は、今回の自身のラトビア訪問が両国関係の新しいページを開くことになると述べた他、「今日、ウクライナは、自らの欧州的未来の権利を防衛しており、そのために非常におそろしい代償を払っている。私たちは、この困難な闘いにおいて、ラトビアがウクライナとともにあることを感謝している」と強調した。

ゼレンシキー大統領は、その他、ラトビアが昨年11月にロシアに拘束され、本年9月に帰還したウクライナ海軍軍人をリハビリのために受け入れる用意があることを発表した

また、ゼレンシキー大統領本人のフェイスブック・アカウントには、共同記者会見時の動画が公開されている。同動画によれば、大統領は、ウクライナの元政権高官が違法にラトビアの銀行に持ち込んだ資金につき、両国は返還手続きで協力していくと発言している。