ゼレンシキー大統領、ナザルバエフ・カザフスタン初代大統領と会談

ゼレンシキー大統領は、22日、東京にてナザルバエフ・カザフスタン前大統領と会談した。

大統領府広報室が伝えた

発表には、「ゼレンシキー大統領は、訪日の際、ナザルバエフ・カザフスタン初代大統領と会談した。ナザルバエフ氏は、ゼレンシキー氏の選挙での勝利を祝福した」と書かれている。

会談の際、両者は、ドンバス戦争とクリミア占領の問題について話し合ったとある。

発表には、ナザルバエフ氏が、カザフスタンはウクライナの領土一体性と主権を常に支持してきたと発言したと書かれている。

その他、両者は、人質の帰還、外交協議再開といった平和に向けた肯定的変化につき議論をした他、独仏宇露4国からなるノルマンディ・フォーマットでの協議の速やかな実施が必要だと強調したとのこと。

また、ウクライナ・カザフスタン間の貿易量増加の可能性についても協議されたとある。

発表では、ゼレンシキー大統領が「私たちは皆、対話を必要としている。私たちの領土は重要だ。私たちの大地は、私たちの先祖のものであり、私たちの子どもたちのものだと私は確信している」と発言したことが伝えられている。

また、ゼレンシキー大統領は、ナザルバエフ前大統領をウクライナへの訪問に招待したとのこと。

なお、ゼレンシキー大統領をはじめとする代表団は、21日から24日まで訪日を行っている。21日には、安倍首相との会談が行われた。