復活祭時、キーウ市内で特段の違反なし=市長

キーウ(キエフ)市内では、この週末の復活祭の典礼は、防疫方策への特段の違反は確認されなかった。

21日、ヴィタリー・クリチコ・キーウ市長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

市長は、「キーウ市民は、基本的に呼びかけに耳を傾けていた。私はそれにつき強く感謝している。首都警察の情報では、キーウ市内の典礼は、特段ルール違反なく行われた。教会やその周辺には、複数地域で確認されたような集団は生じなかった。警察は、祭日が終わるまで、関連施設周辺の警備を続ける。今週中はそうなる」と発言した。

市長はまた、復活祭中の状況コントロールには、先週導入されたキーウ市内への移動の制限も効果があったと指摘した。この数日間で確認された高熱を出した人物に関する報告は約60名であったとのこと。

市長はまた、クラスター感染の発生したペチェルシク大修道院にて、今週消毒が行われると発表した。

なお、4月21日時点のキーウ市内のCOVID-19確認数は、612件。