ケルネス・ハルキウ市長が新型コロナウイルスに感染

東部ハルキウ市のヘンナジー・ケルネス市長は、新型コロナウイルスへの感染が確認され、9月10日から市内病院に入院している。

15日、ハルキウ市議会のユーリー・シドレンコ市民広報局局長が記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シドレンコ氏は、第17病院に市長が入院していることを認めつつ、本件に関連する偽情報が出回っていることについて、「彼は、それがインターネット上に拡散されていることを、非常に大声で笑っていた。彼は私に、あなた方(記者団)と会い、全てを話すように頼んだ。彼のコロナウイルス(感染)は認められており、それによって肺炎が起きている」と発言した。

また、同氏は、医師はケルネス氏の容体につき「一定して深刻」と指摘していると伝えた。同氏は、医師は回復までの期間を述べていないと発言した。

偽情報の一つである、ケルネス氏がイスラエルに移送されるとの噂については、同氏は「そんな話はない」とし、「必要がない。彼はハルキウの専門家が治療している」と発言した。

同時に、同氏は、10月25日の選挙に関して、ケルネス氏は市長選に出馬しないのかとの質問に対しては、ケルネス氏は出馬するつもりだと返答した。