エストニア首相、ウクライナ東部ルハンシク州を訪問

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カヤ・カッラス・エストニア首相は18日、ウクライナ東部のルハンシク州を視察した。

ウクライナ国防省が発表した

発表には、カッラス首相とクースク駐ウクライナ・エストニア大使が東部の統一部隊作戦圏を訪れ、同州東部に位置する通過検問地点「スタニツャ・ルハンシカ」の業務と設備を視察したと書かれている。

写真:ウクライナ国防省

発表によれば、カッラス首相は訪問時記者会見にて、エストニアはロシア連邦の軍事侵略の文脈でウクライナの主権と領土一体性を支持していると発言し、「私たちは皆、ウクライナのパートナーであり、友人であり、戦闘行為に終止符を打たねばならない。私たちは、国際パートナーとともに、具体的行動を取り、ウクライナを守るために仕事をしてきた。ロシアは、自らの侵略の代償と被害を知らねばならない。今日、私は、『私たちはあなたたちの隣に立っている』と言うためにここに来た。侵略開始からの7年間、そして、今後もそれが必要となる限り、私たちは支援を続ける。ウクライナの安全は、欧州の安全である。私は、あなた方が自国民を守り、ケアする準備の高さに心を打たれている」と発言した。

また首相は、エストニアはドネツィク・ルハンシク両州の生徒の環境改善、教育分野の機会平等の向上のための複数プロジェクトをサポートしていると伝えた。

視察団はまた、同州通過検問地点「シチャースチャ」も視察したとのこと。