トランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領が鉱物取引から手を引きたがっていると主張

米国のトランプ大統領は３０日、ウクライナのゼレンシキー大統領がウクライナ領に埋蔵する希少鉱物資源を巡る取引から手を引きたがっているとし、その場合ウクライナにとって大きな問題が生じるだろうと発言した。

トランプ大統領が記者団に対して発言した。ロイター通信が報じた。

トランプ氏は、「彼は、希少鉱物資源の取引から手を引こうとしており、もし彼がそうしたら、彼には問題が生じるだろう。大きな、大きな問題だ」と発言した。

その際同氏は、ウクライナが北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に加盟したがっていることを喚起し、「彼はＮＡＴＯに加盟したがっているが、しかし、彼はＮＡＴＯ加盟国になることはない。彼はそれを理解している」と発言した。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は２８日の記者会見時、ウクライナは米国から、前回版と全く異なる内容の希少鉱物資源合意案を受け取ったと発言していた。