ウクライナでコロナ感染により入院する98%がワクチン未接種者=衛生医長

ウクライナでは、過去3か月間、新型コロナウイルス感染により入院した人物の98.1%がコロナワクチン接種を行っていない人物である。

20日、イーホル・クジン保健次官兼国家衛生医長が記者会見時に発言した。保健省広報室が伝えた

クジン氏は、「ウクライナでは、過去3か月間、COVID-19の重症あるいは複雑化にて入院する者のほとんど全員がワクチン未接種者である。もしあなたが、重症化、入院、死から身を守りたいなら、今日ワクチンを打つべきだ」と発言した。

同氏はまた、現在感染状況の急激な悪化が見られるとし、コロナ感染者数が9月13日は3300件だったのが9月17日には6000件以上と、過去1週間で約2倍となっていると指摘した。

加えて、同氏は、重症化と死亡のリスクは60歳以上の人物、基礎疾患を持つ人物が大きいと指摘した。