ウクライナ内閣、クリミア脱占領方策計画を確定
ウクライナ閣僚会議(内閣)は29日の閣議にて、すでに採択されているクリミア脱占領・再統合戦略の実現を目的とする方策計画を確定した。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
シュミハリ首相は、「クリミア脱占領戦略履行方策計画について述べる。この文書は、今日政府に出され、確定されたものだ。関連戦略とともに計画は、ウクライナ領クリミア奪還のための包括的ロードマップとなるものである」と説明した。
首相はまた、「私たちは、侵略国のあらゆる犯罪を記録しており、国際裁判所にてロシアに代償を払わせる。私たちは、クリミアの議題が常に世界の議題にあり続けるよう、国際機関や国際合意の枠内にて、パートナー国とともに作業している」と発言した。
なお、これに先立ち、3月11日、国家安全保障国防会議(NSDC)は11日、「一時的被占領下クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市脱占領・再統合戦略」を採択している。今回の方策計画は、同戦略を実行するためのものとなる。