ラズムコウ国会議長の解任審議を求める署名開始
ドミトロー・ラズムコウ最高会議(国会)議長は30日、自身の議長職からの解任審議を求め、議員の署名集めが始まったことを伝えた。
ラズムコウ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ラズムコウ氏は、「予想通り、同僚たちが私のウクライナ最高会議議長職からの解任に関する署名欄リストを求めてやってきた。その提案を提出したのは、ダヴィド・アラハミヤ人民奉仕者党(編集注:大統領系与党)会派長だ。私はすぐに最高会議事務局に回した。約束したとおり、プロセスを遅らせることはしない。今日、同僚たちは署名欄リストを受け取るだろう」と書き込んだ。
これに先立ち、複数の報道機関が、数か月間にわたり、近々ラズムコウ最高会議議長の交代が予定されていると報じていた。
ウクライナ大統領府長官の顧問を務めるミハイロ・ポドリャク氏は、ラズムコウ氏と与党との間には国家発展戦略上の見解の相違があると指摘していた。
ラズムコウ氏は、議長を解任された場合、無所属で最高会議の一議員となると述べている。