独大使、ドイツ選挙後も対ウクライナ政策は変わらないと発言
フェルドゥーセン駐ウクライナ独大使は、ウクライナの立場を今後成立する新ドイツ政府に伝えていくよう呼びかけている。
11日、フェルドゥーセン独大使がラウンドテーブル「メルケル時代の終わり」の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
大使は、ドイツの政策は選挙後も変わらないとしつつ、「なぜなら、私たちの政治方針は非常に安定し、均衡のあるものだからだ」と説明した。大使はまた、ドイツの対ウクライナ政策が政権交代によって急激に変化するとは思っていないと指摘した。
他方で大使は、「しかし、新政府の人々を知るため、ウクライナのことを彼らに知らせるためには、ウクライナで起きていること、ここがどういう状況なのかについて伝えるべく、対人レベルでその新政府と仕事をしていかなければならない」と主張した。
また、新政府誕生とともに首相職を辞任するアンゲラ・メルケル氏については、大使は、首相は毎日ウクライナで起きていることに関心を持っていたし、2014年にウクライナとロシアの紛争に関わることにしたのは彼女の決定だったと指摘した。