ゼレンシキー大統領が支持率トップ
世論調査
最新の世論調査によれば、現在ウクライナ大統領選挙が行われた場合、ゼレンシキー現職大統領が全体の17%の支持を獲得することがわかった。投票先を決めていると答えた回答者の間(無回答・回答困難を除いた場合)では、この数字は26%となる。
26日、シンクタンク「ラズムコウ・センター」が10月14日から20日にかけて実施した世論調査の結果を発表した(括弧内は投票先を決めている回答者の間の数字)。
2位はポロシェンコ欧州連帯党党首(前大統領)の9%(14%)、3位は親露政党「野党生活党」のボイコ共同代表の7%(12%)。これに、ティモシェンコ祖国党党首の7%(10%)、ラズムコウ前最高会議議長の6%(9%)が続いた。
2021年8月時点の同センター実施世論・調査の結果と比べると、ゼレンシキー大統領の支持は19.5%から17%へ減少している。また、親露政治家のボイコ氏は今年1月の13%から7%まで支持を落とし、ポロシェンコ氏も1月の12%から9%へと支持を減らした。
他方で、ラズムコウ前最高会議議長が8月時点の2%から6%にまで支持を伸ばしている。
今回の世論調査は、ラズムコウ・センターが2021年10月14日から20日にかけて、クリミアとドンバスの被占領地を除くウクライナ全土にて、18歳以上の人物2018名に対面式で実施したもので、理論的誤差は、最大±2.3%だと発表された。