宇大統領府、キーウ・ポスト紙活動停止にコメント
ウクライナの主要英字紙「キーウ・ポスト」が活動停止を発表したことにつき、ウクライナ大統領府は、同紙は高い評判を得た新聞であり、同紙のないウクライナのメディア空間は想像できないとコメントした。
ニキフォロウ大統領報道官がフェイスブック・アカウントにてコメントを伝えた。
大統領府コメントには、「キーウ・ポストのない現代のウクライナのメディア空間は想像できない。26年間、同紙は、外国人に私たちの国を伝えてきただけでなく、高い基準の仕事による無欠の評判を築いていた。今日のキーウ・ポストに関するニュースの原因がどういうものであれ、同紙が活動を続け、同紙をウクライナの報道機関の間で最高レベルへと押し上げたその質とスタイルが維持されることを期待している」と書かれている。
加えて、ニキフォロウ氏は、「個別の政治家と報道機関がこの状況で大統領府や、大統領を強く非難することにしたことにつき、私たちは心から不快な気持ちで驚いている。私たちにとって、今日のニュースは、他の人々にとっての同じように、驚きであった。私たちは、権威あるメディアの問題でPRをするのは止め、その代わりに、そのメディアを参考にし、日々の質の高い仕事で名を高めるよう呼びかける」と書き込んだ。
これに先立ち、8日、ウクライナの主要英字紙「キーウ・ポスト」の所有者アドナン・キヴァン氏が、同紙の活動を一時的に停止すると発表していた。
写真:大統領府