米上院議員、ノルド・ストリーム2事業会社への制裁再発動を提案

米上院の議員6名が、、独露間新天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」建設プロジェクトの事業会社に対する制裁を定める、2022年度国防予算の修正を提案した。

8日、米上院外務委員会のウェブサイトにて発表された

修正案を提出したのは、共和党のジム・リッシュ議員、ロブ・ポートマン議員、ジョン・バラッソ議員、ロン・ジョンソン議員、トム・コットン議員、テッド・クルーズ議員の6名。

バラッソ議員は、「ロシアが欧州へのエネルギー供給を制限する中、バイデン政権は、法律を遵守し、ノルド・ストリーム2に対して制裁を発動しなければならない。私たちは、このロシアの罠を守ることは、私たちの安全保障のためにならないことをわかっている。私たちはの修正は、プーチンの地政学的武器に対する2党による制裁を再開するものだ」と強調した。

ポートマン議員は、バイデン政権が議会が定めた制限を拒否する決定により、「プーチンがより勇敢になり、私たちの同盟国ウクライナを傷つけた」と指摘した。

ポートマン議員はまた、「ロシア軍が再びウクライナ・ロシア間国境へ向かう時、これら制裁の履行は欧州の独立とエネルギー安全保障を支える上で決定的な意味を持つ」と強調した。