ルカシェンコはウクライナ国境の露の活動から注意を逸らすことが目的=米国務長官

ブリンケン米国務長官は、ベラルーシのルカシェンコ政権が作り出したポーランドとの国境での移民危機は、ウクライナ国境周辺のロシア軍の活動から注意を逸らすことを目的としていると発言した。

14日、ブリンケン米国務長官が、ラウ・ポーランド外相との会談時に発言した。米国務省が公表した

発表には、「ブリンケン国務長官は、ルカシェンコ政権による脆弱な移民のシニカルな利用に直面するポーランドへの米国によるサポートを確認した。ルカシェンコ政権の行動は治安を脅威に陥れ、分断を生み出し、また、ロシアのウクライナ国境での活動から注意を逸らすことを目的としている」と書かれている。

さらに、発表によれば、ブリンケン氏とラウ氏は、移民をそのような目的で利用することを強く非難し、ルカシェンコ氏に対して、西側の制裁のもともとの理由となった、ベラルーシ国民の人権と自由への侵害をやめるよう要請した。

ブリンケン氏はまた、ポーランドがウクライナの主権と領土一体性を積極的に支持していることにつき謝意を伝えた。

発表には、「米国、ポーランド、その他の同盟国・パートナー国は、ロシアに対して、地域における同国の軍事侵略・有害な活動に対して著しいコストを課すことで一致している」と書かれている。

写真:大統領府