ウクライナ革命開始記念日、各国大使館がお祝いメッセージ
ウクライナでは、11月21日は2004年のオレンジ革命と2013〜14年の尊厳革命(ユーロマイダン)の開始を記念し、「尊厳と自由の日」と定められている。同日、米国、英国、カナダ、EUの大使館がツイッターにてお祝いのメッセージを発表した。
在ウクライナ米国大使館は、「8年前、一般国民が、まとまり、自由で平和な欧州の一部となったウクライナを目にするというビジョンを実現するために、キーウ(キエフ)の独立広場にやってきた。米国は、ウクライナが欧州大西洋統合を進み続ける上での揺るがないパートナーであり続けており、ウクライナの人々の意志を打ち砕こうとする人々に対峙し続けている」と伝えた。
シモンズ駐ウクライナ英大使は、「今日、ウクライナは尊厳と自由の日だ。二つの価値は、ウクライナ人一人一人にとっての基本であり、それは闘う価値のあるものだ。英国は、その価値を共有しており、自由で民主的な国家発展・防衛において、ウクライナの友とパートナーであることを誇っている」と書き込んだ。
在ウクライナ・カナダ大使館は、「尊厳革命8周年に合わせ、私たちは、より公正で、自由で、民主的なウクライナを築くために立ち上がり、そして命を捧げた人々の記憶を称えるウクライナの人々に加わる。私たちは、ロシアが後ろ盾するドンバスの紛争と被占領下クリミアの挑戦に直面するウクライナの人々とその弾力性を賞賛している。カナダは、ウクライナとその継続する改革の揺るがぬ支持者であり続けている。改革は、マイダンにて達成したもの、人々が東部で防衛するものを守るものだ」と主張した。
在ウクライナEU代表部は、「今日の尊厳と自由の日、ウクライナは、人々による民主主義と自由への高い願望の実現という歴史的出来事を祝っている。ユーロマイダンは、国家建設における重要な出来事となった。EUは、ウクライナの欧州願望を認めており、そのために闘う人々皆を称えている」と伝えた。