クレーバ外相、ボレルEU上級代表と露の軍部隊集結を協議
クレーバ外相は2日、ストックホルムにてボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表と会談し、ロシアによるウクライナへの再侵攻準備の脅威について協議を行った。
ウクライナ外務省広報室が伝えた。
発表によれば、クレーバ外相は、ウクライナの被占領地と国境沿いの治安情勢とロシアによるウクライナへの再侵攻準備の脅威について詳細に報告した。
クレーバ外相はまた、EUに対して、ロシアが侵攻を拡大した場合に備えた強力な経済制裁を含めて、ロシアの更なる侵略行為を抑止するための方策パッケージの作成作業を加速化するよう要請した。
外相は、EUに対して、ウクライナの主権と領土一体性、ウクライナ経済強靭性と安全保障の強化への長年の支持につき謝意を表明した。
ボレル上級代表は、クレーバ外相の招待に応じて近々ウクライナを訪問し、ドンバス地方も訪れる意向があることを認めた。
なお、クレーバ外相は、12月1〜3日、スウェーデン首都ストックホルムを訪問し、OSCE外相理事会に参加している。
写真:外務省