カナダは露軍のウクライナ国境沿いの動きを懸念している=トルドー加首相
カナダのトルドー首相は、ウクライナ国境沿いのロシア軍の動きをとても懸念していると発言した。
トルドー加首相がオタワにて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トルドー首相は、「私は先週、カナダはこれまで通りウクライナを支持することを明確にするために、ウクライナ大統領と話をした。私たちは友人だ。私たちは、国境でのロシア軍の動きをとても懸念している」と発言した。
トルドー氏は、カナダは、ロシアに攻撃的行動を変えさせるべく、国際パートナーとともに、同国に圧力をかけていくと発言した。同氏は、「私たちは、ウクライナに対するキャンペーンの開始が受け入れられないというシグナルをロシアに送るべく、北大西洋条約機構(NATO)同盟国、欧州や米国のパートナーたちと協力していく」と発言した。
同時に同氏は、ウクライナに駐留しているカナダ軍人は「訓練実施のため」だと説明し、「彼らは、戦うためにそこにいるのではない」と強調した。
なお、現在、ウクライナ領には、約200名のカナダの指導官が駐留しており、訓練ミッション「UNIFER」を通じてウクライナ軍人の訓練を行っている。