ウクライナ東部の露武装集団元幹部、ドバイで50万ドルのアパート所有=露野党発表

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ロシア連邦の野党政治家アレクセイ・ナワリヌイ氏の団体は、現在同国議会にて与党「統一ロシア」の議員を務め、2014年にはロシア武装集団「ドネツィク人民共和国(DPR)」の「首相」などの幹部を担っていた、アレクサンドル・ボロダイ氏(ロシア国民)氏がドバイにて総額50万ドル以上となるアパートを所有していると報告した。

ナワリヌイ氏のユーチューブ・チャンネルにて調査結果が発表された

ドバイの不動産所有者データベースによれば、ボロダイ氏は人工島「パーム・ジュメイラ」の民間人居住施設グランジャー・レジデンス(Grandeur Residences)に104平方メートルのアパートを有しているという。この住居は、ボロダイ氏の資産申告には掲載されていない。ナワリヌイ氏の団体は、このボロダイ氏の不動産の推定額は50万9000ドル(3750万露ルーブル)だと指摘した。

ボロダイ氏は、ロシア武装集団の幹部ポストを辞めた翌年に、2015年にドバイでこの居住地を購入している。

なお、ボロダイ氏は、ロシアによるウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州占領開始の初期、2014年5月にロシア武装集団「DPR」の「首相」職を担った人物。その後、後任にウクライナ出身のオレクサンドル・ザハルチェンコ氏が就くと、ボロダイ氏は「副首相」兼ザハルチェンコ氏の補佐官となっていた。