クレーバ宇外相、ジョリー・カナダ外相と軍事技術協力を協議
ウクライナのクレーバ外相は18日、キーウ(キエフ)を訪問したカナダのジョリー外相と会談し、ロシアによる更なる侵攻の抑止や軍事技術協力の発展に関して協議した。
クレーバ外相がジョリー加外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、現在非常に多くの国際コンタクトが行われているとし、その目的はロシアの侵略計画の実現を抑止することだと発言した。同氏は、「私たちの今日のメラニー(ジョリー加外相)との対話は、私たちが確かにここで単一の外交的前線を作っていること、この困難な状況下で、ともにウクライナへの国際サポートを動員していることを確認するものだった。状況は、コントロール下にある。そのため、私は皆に、パニックに陥らないようにお願いする。冷静でいながら、心を熱く保てば、ウクライナ人は勝利することを、常に覚えておいて欲しい」と発言した。
同氏はまた、ジョリー加外相とは軍事技術協力と、ウクライナへの支持の動員の今後の手段、ロシアの抑止について協議したと伝えた。同氏は、「対話は非常に充実していた。(ジョリー)外相は、キーウから他の欧州の首都へ飛び、そこで関連の協議を行う。私はそのことで彼女に感謝している。なぜなら、ウクライナの議題が最大の優先課題の一つとなるからだ」と発言した。
さらにクレーバ氏は、カナダに対して、同国によるウクライナ軍人訓練ミッション「UNIFIER」につき謝意を伝えた。
なお、ジョリー加外相は、17、18日にウクライナを訪問し、ゼレンシキー大統領、シュミハリ首相、ステファニシナ欧州・欧州統合担当副首相と会談していた。