ゼレンシキー大統領、スウェーデン首相と治安情勢・防衛協力を協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、スウェーデン王国のアンデション首相と電話会談を行い、ウクライナ周辺の治安情勢と和平協議の状況を伝えた。
ウクライナ大統領府広報室が発表した。
発表によれば、ゼレンシキー大統領は、ウクライナ周辺の治安情勢と現行協議フォーマットでの平和達成に向けた行動につき報告した。
ゼレンシキー氏はまた、和平プロセスの妨害解除と安定の回復のためには、政治・外交的努力の団結と調整が重要だと強調した。
両者は、最近ウクライナとスウェーデンが政府間で防衛協力協定を締結したことを歓迎した(編集注:ウクライナ国防省は、昨年12月14日に、両国国防相が防衛協力協定に署名したと発表していた)。
ゼレンシキー氏は、スウェーデンがウクライナにとって安全保障上の重要パートナーであると指摘し、同分野にて同国が提供している実質的支援に謝意を伝えた。
アンデション・スウェーデン首相は、スウェーデン政府によるウクライナの主権と領土一体性への断固として揺らがない支持を確認した。
なお、1月19日、ウクライナ統一部隊作戦本部広報室は、フリッセル・スウェーデン外務省欧州安全保障局長がウクライナ東部同作戦実施圏を訪問し、現在の同地の治安情勢を視察したと発表していた。
写真:大統領府