ウクライナ政府、ブースター接種者に追加で500フリヴニャ供与発表 接種促進へ

ゼレンシキー大統領は24日、ウクライナ国民は、コロナワクチンのブースター(追加)接種をした場合、500フリヴニャ(約2000円)を受け取れると発表した。

ゼレンシキー大統領が同日公開した国民向け動画メッセージにて発表した

ゼレンシキー氏は、「免疫はワクチン接種の度に強くなるという明確な理解があり、ブースト接種戦略は、全ての先進国での唯一のスタンダードとなっている。ブースト接種とは、3回目のワクチン接種である。『イェ・ピットリムカ』プログラム内で、さらに500フリヴニャ、3回目、ブースター接種をしたウクライナ国民に提供される」と伝えた。

同氏は、重要なことはウクライナ国民一人一人の健康であるとし、ワクチン接種は世界中でその効果が証明されていると発言した。

また、ゼレンシキー氏は、60歳以上の国民は、ワクチン接種で得た支援金を公共料金の支払いにも使えるようにし、14〜18歳の国民は、教育分野の支払いにも使えるようにすると伝えた。

これに先立ち、ウクライナでは、コロナワクチンの接種が完了したウクライナ国民に対して、スポーツ、観光、文化、書籍購入といった特定分野において利用可能な1000フリヴニャ相当(約4300円)の支援を2021年12月19日から供与することが発表されていた