クレーバ宇外相、独外相による「ウクライナのNATOの速やかな加盟は議題にない」発言にコメント

ウクライナのクレーバ外相は、ドイツのベーアボック外相がウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への速やかな加盟は議題にない、と発言したことにつき、否定的なコメントを返した。

27日、クレーバ外相がツイッター・アカウントにて発言した

クレーバ外相は、「ウクライナの欧州大西洋統合展望に疑問を提示することは議題にない」と書き込んだ。

また外相は、現在ウクライナに対する真のサポートは、ドイツがウクライナのNATO加盟へのサポートを主導することだと述べ、それが皆にとって肯定的なシグナルとなり得るのだと強調した。

これに先立ち、同日、ベーアボック独外相は、独議会でのロシア軍が生み出しているウクライナへの脅威に関する議論にて、ドイツはウクライナを軍事分野でもサポートしているとし、その証拠に5000個の防護用ヘルメットを供与する決定が採択されたことを紹介していた。