ウクライナ外務省、ベラルーシ政府による「ウクライナの無人機撃墜」発表を否定

ウクライナ外務省は、ベラルーシ政府がベラルーシ領にてウクライナがあたかも無人機を飛ばしていたとする発表内容につき、事実に反すると発表した。

3日、ニコレンコ・ウクライナ外務報道官がツイッター・アカウントに書き込んだ

ニコレンコ氏は、「またしてもベラルーシによる挑発である。私たちは、ウクライナがベラルーシ国境にて無人機を使ったとする非難を断固として否定する。私たちは、ベラルーシ政権に対して、ロシアの不安定化行為で遊ぶことは控えるよう要請する。ウクライナ・ベラルーシ国境が平穏であることが、地域全体の利益なのだ」と書き込んだ。

これに先立ち、ベラルーシ外務省は、2月3日に、イーホル・クジム駐ベラルーシ・ウクライナ大使を召喚し、「ベラルーシ領でウクライナが無人機を意図的に飛ばしていたことにつき」強い抗議の意を表明したと発表していた。発表によれば、同国がウクライナのものだと主張する無人機につき、1月24日に「ベラルーシ国境を違法に越え、我が国の領空で確認され、その後、軍の専門家により強制着陸させられた」と書かれていた。ベラルーシ外務省は、「同機内のデータ分析によれば、それはブレスト軍事訓練上での違法な諜報活動実施を目的にウクライナ領から飛ばされたものであることが判明された」と主張していた。