クレーバ宇外相、マクロン仏大統領の「今後数日間が決定的」発言を文字通り受け止めないよう呼びかけ
ウクライナのクレーバ外相は、マクロン仏大統領がロシアと西側諸国の間の緊張につき「今後数日間が決定的となる」と述べたことにつき、同発言を文字通り受け止めないよう呼びかけた。
クレーバ外相がウクルインフォルムでの記者会見時にウクルインフォルムの記者の質問に答える形で発言した。
クレーバ氏は、「エマニュエル・マクロン氏による『今後数日間が決定的』という発言だが、彼は、経験ある政治家であり、いうまでもなく、プーチン大統領とゼレンシキー大統領との対話の後の状況に自分なりの感覚があるのだろう。しかし、今は、何らかの暦上のこと、時間、日、週、月と具体的に結びつけるべきではない。フレキシブルに仕事をしなければならない。思い出して欲しいが、私たちは、12月末までに戦争が終わると約束されたが、その後それは1月中旬となり、その後1月末となった。その後、2月初旬となった。私たちは、まだ外交プロセスの中にあるというわけだ」と発言した。
これに先立ち、マクロン仏大統領は7日、プーチン露大統領との会談後、今後数日間が情勢の安定化・沈静化にとって決定的となると発言していた。