ゼレンシキー宇大統領、NATO事務総長と電話会談 露軍集結への対応を協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と電話会談を行い、ロシアからの脅威への対応につき協議を行った。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて報告した

ゼレンシキー氏は、ストルテンベルグ氏とロシアからの脅威への対応として、NATOとウクライナが取っている外交方策について協議したとし、「情勢緩和の必要性に関するNATOの立場に感謝している」と伝えた。

またゼレンシキー氏は、今年6月のNATOマドリード首脳会談へのウクライナの出席についても話し合われたと伝えた。

その他、ウクライナ大統領府は、今回の電話会談に関する発表にて、ゼレンシキー大統領が、NATOによる「オープンドア政策」への不変のコミットメントと、全ての国が自由に自らの安全保障同盟を選び、外交方針を定める権利への原則的な支持を高く評価したと伝えた。

ストルテンベルグNATO事務総長は、ツイッター・アカウントにて、「ゼレンシキー大統領とウクライナ国内とその周辺のロシア軍の増強について話し合った。NATOは、私たちの非常に価値あるパートナーへの政治的・実践的サポートを続けている。私たちは、ロシアに対して、平和的解決策を見つけるべく、情勢を緩和し、対話の道を進むように要請している」と書き込んだ

写真:大統領府