ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と緊急電話会談 ドンバス情勢激化を報告
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、マクロン仏大統領と緊急電話会談を行い、ウクライナ東部ドンバス地方の情勢激化につき報告した。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「マクロン大統領と緊急対話を行った。前線激化、私たちの死傷者、ウクライナ政治家や外国記者への砲撃を報告した。速やかな情勢緩和と政治・外交的情勢解決の必要性とあり得る手段につき協議した」と発言した。
なお、ウクライナ東部ドンバス地方では、過去数日、停戦違反件数が急増している。ウクライナ全土を監視する活動を行っている欧州安全保障協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視団(SMM)は、2月17日に東部ドネツィク・ルハンシク両州にて870回の停戦違反を確認したと報告した。また、ウクライナ統一部隊は、2月19日17時時点で、ロシア連邦占領軍の攻撃が70回確認され、ウクライナ軍人2名が死亡、4名が負傷したと報告した。