ラトビアは自国港をウクライナの穀物輸出のために使わせることができる＝ラトビア大統領

ラトビアのレヴィッツ大統領は１３日、同国はウクライナが穀物輸出をする際にラトビアの港を使わせることができると発言した。

レヴィッツ大統領がポーランド、リトアニア、エストニア大統領とのキーウ（キエフ）共同訪問時のゼレンシキー宇大統領との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

レヴィッツ氏は、「私たちは、ゼレンシキー氏と、ラトビアは、ラトビアの港を通じてウクライナからの穀物の輸出を支援できると話した。私たちは、会談後すぐに各国の政府に電話をした。私たちは、この努力が成功するように今後の方策を実行していく」と発言した。なお、レヴィッツ氏のこの発言は、ロシア軍のウクライナへの全面的侵攻を受け、ウクライナの黒海の港がロシア軍により複数占領されていることを受けたもの。

同氏はまた、バルト諸国とポーランドの大統領たちは、ウクライナのＥＵ加盟候補国地位を得られること、同決定が短縮手続きで採択されることを完全に支持していると発言した。

１３日、ドゥダ・ポーランド大統領、ナウセーダ・リトアニア大統領、レヴィッツ・ラトビア大統領、カリス・エストニア大統領がウクライナを訪問した。４大統領はまた、ゼレンシキー大統領との会談前に、キーウ州のロシア軍から解放された自治体を視察している。

写真：大統領府