フランスはロシアの天然ガスを必要としていない=マクロン仏大統領
マクロン仏大統領は18日、フランスはロシアの天然ガスを必要としておらず、対露ガス禁輸制裁を進めていくと発言した。
マクロン大統領の発言をフランス5局が報じた。
マクロン氏は、「欧州はロシアの天然ガスに依存している。しかし、フランスはそれを必要としていない」と発言し、フランスは他の市場での天然ガス購入に向けて作業をしていると伝えた。
同氏はまた、フランスは引き続き、ロシア産天然ガス供給を対象とする制裁を推進していくと指摘した。
さらに同氏は、ロシア産石油禁輸問題がフランスの大統領選挙終了まで延期されたというのは、同氏が主導したものだとする情報を否定した。同氏は、石油禁輸を妨害しているのは別の国であるとしつつ、どの国であるかは具体的に述べなかった。また同氏は、「欧州市場は相互に結びついているが、欧州はロシアの天然ガスに依存している」と説明した。
加えて同氏は、欧州の人々は、ロシアの能力を弱体化させるべく、ロシアの石油と天然ガスの購入を止めるべきだと主張した。
写真:EPA