トルドー加首相、ウクライナを訪問 キーウ州イルピンを視察

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カナダのトルドー首相は8日、ウクライナを訪問し、キーウ(キエフ)近郊のイルピンを視察した。

マルクシン・イルピン市長がフェイスブック・アカウントにて報告した

トルドー加首相のイルピン訪問 写真:イェウヘン・リュビモウ/ウクルインフォルム

マルクシン氏は、「たった今、ジャスティン・トルドー加首相と話す光栄を得た。彼は、自らの目でロシア占領軍が私たちの町に対して行った残虐行為の全てを見るためにイルピンを訪れた。当然ながら、ショックを受けていた。なぜなら、彼は、軍事施設ではない、焼き払われ、木っ端微塵にされたイルピン市民の家々を目にしたからだ。市民は、最近まで人生を楽しみ、自らの将来の計画を有していた人たちだ」と発言した。

同氏は、トルドー氏に対して、カナダがウクライナに供与している支援につき謝意を伝えたと書き込んだ。また、同氏は、「カナダのウクライナ・ディアスポラによるイルピンのインフラ施設再建の努力組織をトルドー首相が支えてくれることを期待している」と伝えた。

また、写真には、ウクライナ系のフリーランド・カナダ副首相兼財務相がトルドー首相と同行しているのが見られる。