13日、イスタンブルでウクライナ穀物輸出のための海洋回廊設置4者協議開催へ

ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は、7月13日にイスタンブルにて、ウクライナ、国連、トルコ、ロシアの4者によるウクライナの穀物を黒海を通じて輸出するための安全な海洋回廊の条件を協議する会合が開催されることを認めた。

12日、ニコレンコ外務報道官がウクルインフォルムにコメントした。

ニコレンコ氏は、「ウクライナは、国連の庇護の下でウクライナ穀物の封鎖解除問題が解決されることを支持している。この文脈で、私たちは、アントニー・グテーレス国連事務総長が、私たちの国の南部の安全を保証する解決策の模索に積極的に尽力していることに感謝している」と発言した。

同氏はまた、7月13日、イスタンブルにてウクライナ、国連、トルコ、ロシアの専門家の参加する4者会合が開催され、そこで穀物ゆしゅつのための海洋回廊を機能させる条件が協議されると伝えた。同氏は、その際、ウクライナ側の主張の重要な要素となるのは、引き続き安全問題だと説明した。

これに先立ち、アカラ・トルコ国防相が、7月13日にイスタンブルにて、トルコ、ウクライナ、ロシア3国の軍人代表団と国連の代表団によるウクライナの穀物の黒海を通じた輸出に関する会合が開催されると発表していた。

また、11日には、エルドアン・トルコ大統領が、ゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領それぞれと電話会談を行い、ウクライナの海洋港の封鎖解除、穀物輸送再開の重要性について協議を行っていた