ゼレンシキー宇大統領、豪伊加首脳、国連事務総長と電話会談

ウクライナのゼレンシキー宇大統領は、10日のロシア軍によるウクライナ各地への大規模ミサイル攻撃を受けて、アルバニージー豪首相、ドラギ伊首相、トルドー加首相、グテーレス国連事務総長と電話会談を行った。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで報告した。

アルバニージー豪首相との電話会談について、ゼレンシキー氏は11日、「アルバニージー豪首相と実りある対話を行った。私は、ロシアのミサイルテロについて報告した。オーストラリアの安全保障支援の重要性を指摘した上で、その強化を要請した。自由世界はウクライナサポート、侵略反対で団結している!」と書き込んだ

ドラギ伊首相との電話会談については、ゼレンシキー氏は11日、「ロシアのミサイルテロの結果について報告した。彼(ドラギ氏)に、一貫した強力なサポートにつき謝意を伝えた。G7首脳会談を含む重要な国際行事を前に立場を調整した」と伝えた

トルドー加首相との電話会談については、同氏は10日、「G7によるロシアのミサイルテロに対する強力な対応の重要性を強調した。クライナは、市民と重要インフラを守る空の盾を必要としている」と書き込んだ

グテーレス国連事務総長との電話会談については、ゼレンシキー氏は10日、「グテーレス国連事務総長に、ロシアによるウクライナに対する大規模ミサイル攻撃への強力な非難につき謝意を伝えた。私は、ロシアのさらなる血塗られた犯罪の規模と結果について詳細に報告した。私たちは、世界ができるだけ早く対応すべきという点で一致した。ザポリッジャ原子力発電所と穀物イニシアティブの状況を協議した」と報告した

これに再立ち、ゼレンシキー宇大統領は10日、バイデン米大統領トラス英首相、ショルツ独首相、マクロン仏大統領、ルッテ・オランダ首相、ドゥダ・ポーランド大統領、グテーレス国連事務総長などと電話会談を行っている。

なお、11日には、G7首脳がゼレンシキー宇大統領を招いて緊急会談を開催する予定となっている

写真:大統領府