ウクライナは日本と発電機、携帯型暖房器具、浄水器の供与につき協議中=駐日大使

コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、ウクライナの外交官は日本側との間で、携帯型の発電機、暖房器材、浄水器の提供について協議を行っていると発言した。

コルスンスキー大使が「ラジオNV」へのインタビュー時に発言した

コルスンスキー氏は、「私は、複数の非常に高いレベルの会談をいくつか行い、私たちに日本が非常事態の際に使用している機器による支援提供を要請している。それは、携帯型発電機、暖房器具、浄水器だ」と発言した。

同氏はまた、日本は台風、地震、洪水のような災害に見舞われる国であることから、人々の基本的需要を満たすための機材を有していると指摘し、近々そのような機器のウクライナへの提供の決定が下されることを期待していると発言した。

さらに同氏は、ウクライナのエネルギー関連企業と、とある器具を欧州で製造し、ウクライナへ送っている日本のあるメーカー企業との間で、いくつかの契約があると述べた。同氏は、「本件には問題があった。私たちは、その問題を取り除くため、機材が何よりまずウクライナに供給されるように、断固とした行動を取っている」と発言した。

また同氏は、ウクライナ・日本間の議題の中には、ウクライナへの財政支援提供と、対露制裁の継続・強化もあると述べた。さらに「私たちは、日本が将来のウクライナ復興のリーダー国の1つとなることを強く期待しており、とりわけインフラ施設の復興への期待がある。なぜなら、日本の人々はそれを非常に上手に行うことができるからだ」と指摘した。