ロシアは戦争に勝てず、全ての犯罪の責任を取らねばならない=ルッテ・オランダ首相

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オランダのルッテ首相は4日、ロシアは戦争に勝つことができないとし、ウクライナで行なった全ての犯罪の責任を取らねばならないと発言した。

ルッテ首相がハーグを訪問したゼレンシキー宇大統領とドゥ=クロー・ベルギー首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ルッテ氏は、「これは全てに対する不正義の戦争であり、私たちはそのために闘っている。それは、世界の私たちの部分における自由、民主主義、法の支配に対する戦争である。だからこそ、私たちはウクライナの民と一緒に立っているのであり、だからこそ、あなた方は私たちの不変の支援に期待して良いのだ。ロシアは、この戦争に勝つことはできず、全ての侵略犯罪とロシアがこの凄惨な戦争にてウクライナの人々に対して毎日行なっている不正義の責任を取らねばならない。よって、世界の正義の首都であるハーグ以上に、会談をするのにより良い場所はあり得ない」と発言した。

同氏はまた、2014年7月のマレーシア航空MH17便撃墜事件時から、オランダは、司法が自動的にやってくることはないことを知っていると発言した。

そして同氏は、「オランダは、ウクライナのための法の正義が確保されるように、あらゆることを行う。たとえどれだけ時間がかかろうとも、どんなにそれが困難となり得ようともだ」と強調した。

なお、ゼレンシキー大統領は4日、オランダ・ハーグを訪問している。ゼレンシキー氏は、国際刑事裁判所(ICC)を訪れた他、侵略戦争を裁くための法廷設置を訴える演説を行い、またルッテ・オランダ首相とドゥ=クロー・ベルギー首相と会談を行なった。

写真:大統領府