ゼレンシキー宇大統領、NATO首脳会議への出席を認める

ウクライナのゼレンシキー大統領は、11、12日にリトアニア首都ビルニュスで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席することを認めた。

ゼレンシキー大統領が10日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、ビルニュスでの活動の際には欧州の国々、米国、カナダ、日本の代表者たちとの二国間会談が予定されていると伝えた。

その際同氏は、「優先課題は全くもって明白であり、私たちの町々、ウクライナ全土の全ての自治体のための防空だ。私たちは、完全な空の盾を作るために作業をしている。また、前線のための武器だ。それに関する協議もビルニュスで行われる。もちろん私たちは、命や私たちの共通の安全を守るその他の側面についても話していく」と強調した。

同氏は、ビルニュスからウクライナの軍人たちにとっての良いニュースがあるかもしれないと発言した。

その他同氏は、「それから、前線だ。明日、もはやウクライナ抜きでは考えられない首脳会議の始まりの日には、もう全面戦争503日目となる。それは私たちの力について多くのことを物語る。このような戦争で、多くの戦い、月日の後でも力を有しているウクライナの人々の力についてだ。その力抜きでは、欧州の安全はもはや想像できない」と指摘した。

その上で同氏は、ウクライナ軍人、ボランティア、医師や、ウクライナ軍と勝利のために働いている全てのウクライナ人に謝意を伝えた。

そして同氏は、「このような人々、このようなウクライナを代表することは、私にとって光栄である」と強調した。

なお、7月11、12日、リトアニア首都ビルニュスにて、NATO首脳会議が開催される。ウクライナは、同会議にて、明確な安全の保証と明白なNATO加盟展望を得たいと考えている。

写真:大統領府