トルドー加首相、ゼレンシキー宇大統領の訪加時に6億5000万加ドルの軍事支援発表

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ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、カナダのオタワを訪問し、トルドー加首相と会談し、防衛、財政、人道支援につき協議を行なった。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた

ゼレンシキー大統領は、「いつもと同じく、ジャスティン・トルドー加首相と実りある協議を行なった。主要議題の中には、ウクライナの防衛のための必要な物、ウクライナへの財政・人道支援、経済・投資協力が含まれた」と伝えた。

ゼレンシキー氏は、カナダ国民とカナダ首脳陣に対して、ウクライナのの勝利のために一緒にいてくれていることに謝意を述べ、さらに「ジャスティン、どうもありがとう」と首相にも個別に謝意を伝えた。

トルドー首相は、ゼレンシキー氏との会談につき、「法の支配の支援に確信を持ち、ウクライナが行っているすべてのことを支援し、さらにロシアとロシアが侵害している平和と安定に強く反対し続けるために、私たちが一緒に行っていることについて、もう一度話す機会」となったと発言した。

さらにトルドー首相は、同日、カナダ議会にて、3年間で6億5000万加ドル(約5億米ドル)の軍事支援を追加拠出することを発表した。

トルドー氏は、「今日、私たちは、ウクライナに予測可能な支援を提供する長期多年的コミットメントを負う。それには3年間で、カナダでカナダ人が製造する避難車両を含む50台分の装甲車のための6億5000万ドル相当が含まれる」と発言した。

さらに、同氏は、カナダは戦闘機F16訓練人員の派遣も行うと伝えた。

そして同氏は、「私たちは、必要な支援を提供するためにNATOを含め、私たちの友好国と作業を続けていくし、来年には経済支援も供与していく」と発言した。