ウクライナの新しい動員法案の採択は2月末か3月はじめ=国会議員

ウクライナのツィンバリュク最高会議(国会)野党会派「祖国党」議員は1日、最高会議が1月30日に新たに登録された動員法案を採択するのは2月末か3月はじめだろうと発言した。

ツィンバリュク議員が公共ラジオ「ウクラインシケ・ラジオ」出演時に発言した

ツィンバリュク議員は、「この法律(案)は長引かせられない。なぜなら、ゲームのルールを確立するために、軍も市民社会も同法を待っているからだ。私は、来週最高会議でそれを第一読解で採択するチャンスがあると思っている。そして、1週間後に第二読解へ向けた追加作業。思うに、(編集注:追加作業のための)期間は短縮できる。私は、それ(編集注:動員法案の採択)は、2月末になるか、最も遅くて3月のはじめだと思っている」と発言した。

また野党会派「欧州連帯党」のフリーズ議員も、大体法案提出手続きは7日間に短縮される可能性があると発言した。同時にフリーズ氏は、「内閣提出版にある規範の一部は大掛かりな追加作業を要する」と述べ、重要な問題として「動員解除」があり、「法案の現在の版には、執筆者は明確な動員解除アルゴリズムを提案していない」と指摘した。

これに先立ち、1月30日、ウクライナ閣僚会議(内閣)は最高会議に、新しい版の動員法案を登録していた。