ショルツ独首相、米国による対ウクライナ支援採択の展望を楽観視

ドイツのショルツ首相は5日、米国によるウクライナへの支援採択の展望を楽観視していると発言した。

ショルツ独首相がベルリンにてアタル仏首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ショルツ氏は、「私たちは、ウクライナが自衛できるように、必要な限りウクライナを支援しなければならない。(中略)私は楽観視している」と発言した。

また同氏は、「私は、米国、米国議会が、必要な財政支援を可能とする決定をまもなく採択することを強く期待している」と述べた上で、パートナー国が支援疲れを起こすというロシア大統領の期待が実現することのないように、米国、欧州、全ての欧州連合(EU)加盟国に対して、支援を増やすよう呼びかけた。

その他同氏は、2月1日にEUによる2027年までの総額500億ユーロの対ウクライナ財政支援を採択できたことにつき満足していると述べた。

また同氏は、ドイツは今年ウクライナへの軍事支援だけで70億ユーロ以上を計上していることを喚起した。

なお、ショルツ氏は、今週米国を訪問する予定。

写真:オリハ・タナシーチューク/ウクルインフォルム