ウクライナ国会、ラプチナ退役兵問題相を解任

ウクライナ最高会議(国会)は7日、ユリヤ・ラプチナ退役兵問題相の辞任を賛成多数で支持した。

最高会議議員302名が賛成した(過半数は226)。ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで伝えた

これに先立ち、5日、ラプチナ退役兵問題相の同職からの辞任を表明する声明が最高会議に届いていた。

ラプチナ氏は、2020年12月18日から同職を務めていた

ラプチナ氏は、1992年から2020年にかけて、保安庁(SBU)にて軍役に就いていた人物で、同庁の特殊作戦センター「アルファ」の副長官や情報安全保障分野防諜国益保護局副局長を務めたり、反テロ作戦におけるSBUの作戦グループの指揮官を務めたりした経歴を持つ人物。

2014年から2020年まで、同氏は、反テロ作戦・統一部隊作戦圏の国家安全保障課題の遂行に加わっていた。

2020年8月から同年12月まで、同氏は、一時的被占領地再統合省のコミュニケーション・情報政策局長を務めていた。